混合ワクチンとは
混合ワクチンは伝染病への抵抗力(免疫)をつけるためのものです。中には致死率が高いものや、人へ感染する病気も含まれています。
またウイルスに対しては特効薬がありませんので予防をすることが大切です。
当院では6種混合ワクチン・10種混合ワクチンを準備しており、飼い主様とワンちゃんの生活スタイルに合わせて、ワクチンの種類を選択しています。
子犬の場合
産まれたばかりの子犬は、母乳を飲むことでお母さんから免疫をもらいます。
しかし生後2〜3ヶ月頃にはその免疫力は徐々に弱まってしまい、伝染病にもかかる危険性が高まります。
この時期はワクチン接種を2〜3回行い、より確実に伝染病に感染しにくいようにします。
成犬の場合
子犬の時のワクチン接種でできた抵抗力は生涯持続するものではありません。
そのため定期的なワクチン接種で伝染病から守ってあげる必要があります。
シニア犬の場合
年齢とともに臓器や免疫力の衰えが出てきます。
そのため、伝染病にもかかりやすく、感染時の症状が重くなりやすい傾向にあります。
シニアのワンちゃんは子犬の時期と並んで予防接種が大切です。