フィラリア
フィラリア症(犬糸状虫症)は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患で、犬の予防の中でも非常に重要なものです。
蚊が吸血する時にフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)が犬の体内に入ると、そこで成長を続け、最終的に成虫が心臓(右心・肺動脈)に寄生するようになります。
心臓に寄生することで咳、疲れやすいなどの症状や、心不全に伴う腹水などの症状を引き起こします。
また重度の場合は亡くなってしまうこともある怖い病気です。
予防は簡単にできますが、治療は簡単ではありません。
予防で感染させないことが重要です。
予防期間
フィラリア症は定期的な予防により未然に防ぐことができる病気です。
予防期間は5月から12月です。
フィラリア検査
- どうして検査が必要なの?
フィラリア予防に使用するお薬は非常に安全性の高いものですが、フィラリアに感染したワンちゃんに与えると重大な副反応が起きることがあるためです。 - どんな検査なの?
少量の血液をいただき検査キットで検査(フィラリア抗原検査)をします。
5〜10分程度で結果が出ます。
(健康診断セットでのフィラリア検査の結果報告は後日となります)
予防薬の種類
チュアブルタイプ
お肉にお薬が染み込んでいるタイプで「美味しく予防」ができます。
おやつ感覚で与えることができるので、ワンちゃんも喜んでくれます。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:あり
おやつ感覚で与えることができるので、ワンちゃんも喜んでくれます。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:あり
錠剤タイプ
お薬を与える練習になるので、投薬ができるようになっておきたい飼い主様とワンちゃんに向いています。
錠剤のため、投薬が難しいワンちゃんが多くなります。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:あり
錠剤のため、投薬が難しいワンちゃんが多くなります。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:あり
スポットタイプ
皮膚につけるタイプのお薬で、ノミ予防が同時に可能です。
ジャーキータイプ・錠剤タイプが難しいワンちゃんにオススメです。
薬が浸透するまでの間にこすり取ったりすると十分な効果が得られないことがあります。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:一部取り寄せ後の処方(一部常時在庫なし)
ジャーキータイプ・錠剤タイプが難しいワンちゃんにオススメです。
薬が浸透するまでの間にこすり取ったりすると十分な効果が得られないことがあります。
投薬間隔:月1回
当院取り扱い:一部取り寄せ後の処方(一部常時在庫なし)
注射タイプ
注射をすることで6ヶ月もしくは12ヶ月効果が持続します(製品により異なります)。
最も確実な方法ですが、ワクチン同様、ごく稀にアレルギー症状が出る場合があります。
投薬間隔:年1回
当院取り扱い:あり(当院では2月と3月の2ヶ月間限定で注射実施)
最も確実な方法ですが、ワクチン同様、ごく稀にアレルギー症状が出る場合があります。
投薬間隔:年1回
当院取り扱い:あり(当院では2月と3月の2ヶ月間限定で注射実施)
お薬を与える期間や費用など、スタッフにお気軽にご相談ください。

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